そしてカバたちはタンクで茹で死に

金もなくぼろぼろのシャツを着てうつろな眼でタバコをふかし寝もせずに湯も出ないアパートの超自然的な田舎の暗闇でジャズを瞑想してる

離れていたらかなりしんどいのよ

 

医者に行ってきた。

病院行くのさぼってたから、久しぶりですね〜て言われたり、寝れてますか?楽しいと思うことは一週間のうち何度ありましたか?みたいな質問事項に答えるやつを書いたりした。

最近自分がここにいるのに居ない気がするから完全に頭が事故っている感じがすることと、PMSのせいもあると思うけど気分の波がすごくて、一瞬元気な時期に訳の分からん買い物をしてしまうことも言えたので今日は100点です。

躁鬱の薬を出されてわろてしまったけど、これで感情に振り回されて溺れ死ぬ時期が来なくなるといいなと思った。死にたい癖に死にたくなりたくない、という矛盾について考えるとオワリになるので考えないことにしたい。ここを突き詰めると頭の底から欺瞞では?という声が聞こえくるのが分かりきっているのでこの辺で思考をストップさせたい。私は欺瞞について考え始めるとおしまいになってしまう。「魂のゆくえ」ていう映画を見て分かった。

 

私のおつらみは人として軸がぶれていることが4割くらいを占めている自覚があったので、思春期が終わってないのかもしれないですね〜と言われて驚きはしないが、なんか無性にムカつくなと思った。(自分に対してむかついています) 

You were never really here (邦題 ビューティフルデイ)ていうホアキン・フェニックスが主演の映画がある。ここにいるのにいない感じ、ていうのがまさにI was never really hereな感じというか、上手く言えないけど、「あなたは本当にここにいなかった」て感じなんですよ。でもこの例えは映画見てない人には伝わらない上に、私はあの映画をちゃんと理解できた気がしていない。ダメじゃん。

あの映画のホアキンも思春期が終わってないと思えば納得ていうか、子供時代が終われない人なのかもなと思った。身体の年齢にふさわしくない幼い精神と子供時代のトラウマに支配されているままだから、自分の身体の年齢に見合った現実に適応できないというか、心がこわれてしまったのかもね、とか思った。

ビューティフルデイはすごくタクシードライバー的な話と言われてるんだけど、タクシードライバーみたいな話を見ると、「主人公の独りよがりで病的なヒロイズムへの憧れって、外から見ればひたすら滑稽で理解できないけど、本人にとっては自分の生存(理由)がかかった大問題なんだろうな」みたいなことを思う。

ビューティフルデイのホアキンも、トラヴィス(タクシードライバーの主人公)も、心と身体がバラバラで独りよがりが病的なところまで行った人なのかなーとか思った。トラヴィスはそれよりももっと、戦争で心がぶっ壊れたというか、なにか本当に、理性や人間の社会の理ではストップできない場所で病んでいる感じがするけど。(トラヴィスは本当に戦争帰りなのか?問題というのがある。私はトラヴィスが嘘ついてそうだな〜と思っています)

 

私はホアキンのことをまじでファッキンセクシーな男だとおもっているので、ホアキンがまじで最高だったビューティフルデイの話をします。毎秒ナチュラルにやってくる自殺の衝動にふっと身を任せてしまいそうな男を演じてるんだけど、顔がホアキン・フェニックスなもんだからマジでハラハラする。不安定さとか、ものすごい不協和音を感じるあの感じ、なんなんでしょうね…… 金属みたいな鈍い色の目が大好き。この人とたのしくおしゃべりしてても、次の瞬間には突然殴り殺されそう……みたいな、それは本当に演技なの?て思うくらい危うい雰囲気が本当に本当に好き(失礼)。ゴールデンリバーのチャーリーシスターズとか最高でしたね……大人なのに妙に幼い人間の不安定さを表現させたらこの人の右に出るものはいないのでは?とか思う。ジョーカーの謎のピュアさというか、「なんでも買ってあげるよ」て言われた時に「じゃあ犬」とか言いそうな女児感、マジで意味わかんなかった。

 

タクシードライバーの話に戻るけど、タクシードライバーってまとめると、銃を打てないけど、最後の最後でやっと銃弾を"発射"できた人の話だと思う。あいつは娼館をメチャメチャにして少女を「救けた」あと、妙にスッキリした顔でいつもの仕事に戻る。それがマジで理解できなかった。自殺しないんかい!と思った。

ラヴィスは銃を撃てなければ女とセックスもできない奴なんだけど、色々考えた結果、「やっと射精できたからスッキリしたんだろう」ていうクソみたいな結論にたどり着いた。銃は男根のメタファーなので。銃を撃ちたいのに撃てない 射精できなくてイライラしてる男がやっと出せて 「まあ、はい。(賢者タイム)」になった て話だと思ったら納得できた、ていうクソみたいな解釈。名作を汚すな。

 

私はただのトラヴィスなんじゃないかな、とか思う。病的なヒロイズムていうか、この人を救わなきゃ!(だって私しかいないから)みたいな、おかしな思考に支配されているキチガイ感情に覚えがあるし、心と身体の年齢のバランスが悪くていつも精神の具合が悪いところとか、なんかもう、実は嫌になるほど""わかる""のでは??て思って、これを書いてたら本当にそうな気がしてきた。めちゃくちゃ嫌だ……泣 

私もトラヴィスの仕事仲間に相談したら、「うーん、ま、とりあえず一回セックスしてきたら?」て言われてしまうのか。

 

う゛わーーーーーーーーーーーー