そしてカバたちはタンクで茹で死に

金もなくぼろぼろのシャツを着てうつろな眼でタバコをふかし寝もせずに湯も出ないアパートの超自然的な田舎の暗闇でジャズを瞑想してる

階段の死

 

お盆なので、クソむかつくようなめちゃくちゃ悲しいような気持ちでいる。だから職場の窓から見えたいい感じの夕焼けとか、アジカンのサーカスのイントロを聞いてノーモーションで泣いている。ノーモーションというのは感情の振り幅とかが、てこと。それまでは何も思ってなかったのにいきなり来る。

 

去年は会いに来てくれたと勝手に思っているので、今年はどうかなーと期待している。期待なんてするべきじゃないとも思っている。

なんかやらなきゃいけない気がしたから楽器吹いてきた。山の上のラジオ塔まで車で走っていって、アスファルトに座ってラッパ吹いて、ラムネ飲んでチェキとか見ながらタバコ吸って、こういうだらしねーことよくやったなあとか弔いだなあみたいなことを思った。やるせない。

今どこにいるんだかしらないけど、夜中窓を開けて煙草吸う時に窓ガラスに反射してる自分の部屋とか、カーテンをあける1秒前の窓の向こうとか、風で揺れる締め切ったドアの向こうとか、私が瞬きして目を閉じている間の世界とかにいるんだろうなと思う。とんだホラーだけど、大事な人が死ぬってそういうことだと思う。見えないけどそこにいるんだって縋るしかなくてウケる。いつまでこんなことを

 

仕事してたら急に親友の香水のにおいがして、嘘だろと思ってふりかえってしまって、当たり前だけど誰もいなくて、私があいつの香水つかってるだけなのになにかに期待しててほんとバカだなと思った。もういいよって迎えに来て欲しいんだよ 行けないからずっと待ってんだこっちは。

どうでもいいことだけど、そのせいでどーるちぇあーんどがっばーなーーのその香水のせいな件の歌が頭をよぎったんだけど、ちょっと前に歌詞見たらDOLCE&GABBANAじゃなくてカタカナ表記で歌い方も普通にどーるちぇ…とやるからうお!だっせ!!て驚愕しちゃった。

 

大好きなバンドの歌詞に "If you really need it, you just won't leave it behind"ていう一節があって、本当に大切なら置き去りになんてしない、という意味なんだけど、聞く度にほんとそれな〜(笑)てなる。別にいいけど。リバティーンズはそんなこととは1mmも関係なく超かっこいいので。

りばちんずはもうすぐ壊れる古い車みたいでかっこいい。この価値や輝きは今だから得られるもので、少しでも行き過ぎて壊れてしまったらただの鉄クズ、みたいな感じの期限付きの最強感が好きです。ヒリヒリするみたいな、破滅に向かって200kmで走ってクラッシュするまでの短い時間を楽しんでるみたいな感じが好きです。期限付きといっても再結成した今もかっこいいけどね。